【最も有名な外来魚「ブラックバス」を食べる -後編-】







【最も有名な外来魚「ブラックバス」を食べる -後編-】

さてさて、前編でようやく釣り上げる事に成功したブラックバス。

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これを、今回は食べてみる企画である。



言いたい事はわかります。

どうせ・・・
「ブラックバスは皮の下は臭いけど、その臭いさえ取り除けば美味いらしいですよ。」


ですよね。


耳にタコができるほど何万回も幾人からも聞きましたよ。


しかし、私は今回手の込んだ事はしない。
何故か?

本格的な食用にするなら、あまり手の込んだ事が前提となる魚等、食用に向かないという事だ。



そこで、私はこのブラックバスを普通の魚として扱い、魚として、もっとも美味しく食べれる方法で行こうと思う。


なので、ここでは私は定説をいくつか用意した。下記


①魚の最強料理は、やはり「刺身」が一番だろう説
②魚はフライにしちゃえば絶対美味い説。
③白身魚はやはり天ぷらが王道「説」。


まぁ、今回の説は至って普通と言える内容。


・・・しかし、ブラックバスの「刺身」。

・・・これが一番ハードルが高いだろう。
しかし、実はこんな都市伝説があった。
100円回転すしの「スズキ」として回ってる寿司ネタが、実はブラックバスなのだという都市伝説が・・・

スズキとブラックバスはそこまで味が似ているという事なのか・・・
それが本当だとしたら・・・

そんな検証もしたいため、やはり「刺身」は外せない料理なのだ。


そんなわけで、少しの不安を抱きながら、下処理をしていく。






調理編



さて、今日のマチャ’sキッチン。

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まずブラックバスを捌くよ~。

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用意するのは35㎝クラスのブラックバス。


まず内臓を抜く為に、肛門から包丁を入れて・・・・


ヴェェェッェェェッェ!!!!!


謝)失礼しました。 私は神経質なもので・・・



いやぁ・・・臭い。

内臓が凄い臭い。
これはティラピアの内臓よりも臭かった。


ちなみに、この後シーバスも捌いたのだが、シーバスの内臓はあまり臭いと思わない。

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ブラックバスは、皮なんかより、まず内臓が臭い。


ウロコがデカい、骨が硬い・・・
シーバスと比べると、捌きにくいが、クロソイ等と比べると、捌きやすい分類だ。
骨の形は基本的な魚の形で、捌きやすいとはいえる。

ただ・・・内臓はすごい臭い。

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そして、三枚に下し・・・

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皮を剥ぐ。

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皮が分厚くて、皮は物凄く剥ぎやすかった。


そして、ブラックバスの下処理完成!

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さて、これを刺身にしていくわけだが、ここで注意が必要だ。
私は、自分の活動をする上で、健康面なども含め、非常に危険な事も行う為、活動のアドバイザー陣を設けている。
そして、今回の件について既にアドバイザーからアドバイスを貰っている。


当ブログを比較的ご覧になっていただいてる方なら、あの人達だなとわかると思う。
そう。

「ミスター」と「富原先生」だ。
アドバイザー陣.png
【左:ミスター 右:富原先生】

ここで、刺身にするのに注意する事は、間違ってもそのまま刺身にしちゃダメって事。
寄生虫とかいるのでね!


なので、二日間程冷凍。


これでよし!・・・と、私は解釈した。
ただ、たった一つの心配事は、彼らは「水族の民」ゆえ、一般の人間の常識が通用しないケースがある。


この二人なら、そろそろフグ毒のテトロドトキシンが通用しない体になってるのではないかと・・・そんな噂さえある。
ちなみに、さかなクンは血液検査の結果そんな結果が出たとか出なかったとか・・・都市伝説としてほしい。



さて、話はいったん飛んだが、ここで下処理が全て終了したので、冷凍保存して、待つ事にした。




二日後




さて、いよいよ本番の日。


半身になったブラックバスと、シーバスを冷水で解凍し、切りつけて・・・

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ゴクリ・・・


刺身完成。

ブラックバス 刺身.png

臭いを消す作業等は一切していない。


ちなみに、右がブラックバスで、左がシーバスである。
一見、ブラックバスとシーバスの区別がつかない。




そして、同様にシャリで握り込んで寿司も完成!
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フライも、牛乳に付けると臭みがなくなる等と言うが、そんな事せず、玉子、パン粉を付けて揚げる。
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そして、バンズに挟んでマチャドナルドハンバーガー第二弾「バスバーガー」完成!

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天ぷらは、食べやすいサイズに切って溶いた天ぷら粉を付けて揚げるだけ。

ブラックバス 天丼2.png

ブラックバス天丼完成!

ブラックバス 天丼.png



さぁ・・・




何から食べる。



ハードルが低い順から、天丼、バスバーガー、刺身(寿司)と行く方が精神的には良いのだが、それでは刺身の味がわからなくなる可能性がある。



よし・・


刺身から行こう。

ブラックバス 刺身2.png

それでは、恐怖。
ブラックバスの刺身・・・実食!!!



繰り返す・・・臭いけし等一切していないブラックバス。
捌いて、切りつけしただけの素の味・・・

ブラックバス 刺身3.png


いざ!!!!

ブラックバス 刺身4.png


・・・


・・・


・・・



!!!!!!!!!!!!!!!!!!???????!?!?!?!?!




う、う・・・・うっまぁぁぁぁい!!!!!!!

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ウソ~!?


誰だよ、皮の下が臭いとかデマ流したの!
臭みなんてないよ!

ただの美味しい白身魚だよ!!!


そして、このあとシーバスの刺身もパク・・・


これが衝撃だった・・・




マチャ「おい・・・マジか。」





・・・不覚にも・・・違いがわからなかったのである・・・



ここで念を押して言っておきたい。
私は神経質ゆえ、微妙な味の変化や臭いには物凄く敏感で、臭いものは食べれない。
おにぎりの海苔が生臭いと、おにぎりが食べれない事もあるほどだ。

なのに・・・


ブラックバスの刺身・・・一切変な場所がない。
恐る恐る食べてるから、臭い部分を探しながら食べてるのに、まったく臭くないし、そして、シーバスとの味の違いが私の舌では判別できないのだ。


・・・100円回転寿司にブラックバス流れてても、普通にスズキって思って100%なんの疑いもなく食べるだろうな。
都市伝説は本当なのか・・・そんな事を考えてしまうレベルの衝撃だった。


ブラックバスの刺身・・・そして、寿司は物凄く美味しかった。



ここでのアドバイスは「ブラックバスを食べている」という先入観をなんとか捨てる事。
この先入観があるせいで、美味しいのにビクビクしながら食べている自分がいて、美味しいのに頭がそれを受け入れようとしないのだ。
ただ、凄い美味しい。

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心のギアを入れ替えたなら・・・

ブラックバス 寿司2.png

ペロリだ。


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もう、刺身が美味しい事がわかれば、後は消化試合だ。



バスバーガー。

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タルタルソースと激マッチ!
普通に美味しすぎて、これなら釣り人はマジでやってみたほうがいい!

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フライだけなら、ビールのつまみとして大量に食べたいくらいだ!

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しかし、やはり白身魚。
これはやっておきたかった!


天ぷら。


そして、私は天丼にしたわけだ。

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いざ・・・



サクッ・・・



・・・幸せだ。

ブラックバス 天丼4.png

美味い・・・美味すぎる・・・



ブラックバスがこれほどまでに美味しい魚だったとは。



とにかく、まずは・・・



ごちそうさまでした!!!

ごちそうさまでした!.png


日本の生態系を脅かすと、国で駆除に力をいれているが、ブラックバスの命はただただ「無駄」になっている現状。
これだけ美味しい魚をただ殺して捨てるのではなく、せめて食用や、魚の餌等、その命がなんらかの役に立てる・・・そんな世の中にしていきたいものである。



注意今回私は、ブラックバスを刺身で食べましたが、どんな寄生虫がいるかわからないので、冷凍保存を数日したとはいえ、安全とは言い切れないので、食べる際は必ず火を通してたべるようにしましょう。


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この企画の背景に・・・


なんて世の中になったものだ。


夏休み。
小学生の子供達を募って、最近声高らかに各地で行われているイベントを目にする。
そのイベントの内容は、「ブラックバスを駆除しよう!」という内容ものだ。


おい。少し待ってくれ。


安易にそんなような謳い文句でイベントを主催しないでほしい。


このイベントの内容は、仮に主催者がそんな事を言っていなくてもこういう事だ。
ブラックバスは特定外来種に指定されていて、日本の生態系に著しく悪影響を及ぼす魚であるため、駆除する事が良い事であって、楽しく釣って、あとは殺そう

わかっている。

誰もそんな事を言っていないというのだろう。

しかし、子供に駆除する為に魚を釣らせて、外来魚を殺す事を助長し・・・それが良い事と植えつけている事は事実だ。


私は、この外来生物なら駆除してあたりまえ。駆除する事・・・殺すことは良いという隔たった価値観を植えつけてほしくないのだ。


では、どうしたらよいのか?


こういうのはどうだろう。


「ブラックバスを釣って、美味しく食べよう!」
この謳い文句の背景に「駆除」という内容があって構わない。しかし、どんな生き物にも尊い命が宿っている。


釣って駆除するにしても、その後の処分方法をちゃんと考えて上げたいという事と、子供達へ生き物の「命」を尊く思う気持ちを育ててほしいのだ。


わかっている。
これは「綺麗ごと」で、中にはこれを言い放った私を「偽善者」と言う方もいるだろう。


しかし、私は偽善者上等だ。
思う存分に言ってくれ!


カミツキガメも、ウシガエルも、ウチダザリガニも・・・
特定外来生物指定された生き物たちを積極的に食べたのはそういう事だ。

私と同じ意見の方達はきっと多く存在する。

この小さな想いが集まる事で大きな力になり、外来種問題の解決に少なからずとも貢献できるようになると信じている。