【小名浜の夜釣りと企画会議の名目と】






【小名浜の夜釣りと企画会議の名目と】



肌寒いなんて季節はとっくに過ぎ去り、陽が落ちればもう「かなり寒い」とよべる季節になってきたことを実感する11月。


間もなく凍てつく寒さと戦わなくてはならない億劫な季節が間近にやってくるわけだが、そんな季節にようやく釣りの活動が出来そうになる私の名前は「釣りキチ・マチャ」…33歳。


はて…


12月から釣れる魚って何さね…


メバル・アイナメはこの東北では年中釣れる魚ではあるが、それ以外の話をしているのだよ…



とはいえ、まだ11月。


12月になる前に、なんとか釣りやすい魚だけでも11月に釣っておきたい…


そんな事を考えていた。



私は久々に仲間達に連絡を取り、小名浜港に集まった。


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タケダ師と最初に合流。


タケダ師 レインズ.jpg
【タケダ師】


そして、少し車の中で話してると、アドバイザーのミスターも合流。

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【ミスター】


後々ぐっさん。も来る予定だが、とりあえず仕掛けをセットしてブッコミ釣りを開始する。


エサは魚の切り身とイカの切り身。


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狙うはアナゴ・トラザメである。


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とはいえ、これはあくまでもリハーサルの様なもの…



はたまた花見の花の様なモノ…


釣りをしてるとかどうかは案外この時はどうでもよくて、釣れる釣れないはつまりもっとどうでもいい。



私は彼らに会いたかったのが本音であって、その次に一緒に何をするかの打合せこそが大事なのだ。




しかし、仕掛けを投入するやいなや私の竿に魚信!


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食い込んだかな~って聞きアワセして、何となく重みが伝わった時にクン!



ほい来た~♪


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一応釣りに来たのだから、魚は釣らないとね♪




そして、任務を全うしたと認識した我々は、駄弁り始めた。


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今後の企画を練る大事な時間なのだ。



そして、ぐっさん。が到着。


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【ぐっさん。】


もうこのメンバーが集まってしまうと、釣りどころではない。


一応やってはいるが・・・

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ミスター「最近、ミニ四駆がやりたくてさぁ!!!買っちゃったよぉ!!!」


マチャ「なつかしなぁ! やっぱりミニ四駆といえば、ビークスパイダーかシャイニングスコーピオンですよね!」


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【ビークスパイダー】

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【シャイニングスコーピオン】


ミスター「代表らしいなぁ…」

マチャ「シャイニングスコーピオンは当時ゲームを買わないともらえない限定品で、持ってるだけでステータスでしたよね! ぐっさん。は何が好きだった?」


ぐっさん。「トライダガーとブロッケンG」

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【トライダガー】

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【ブロッケンG】

マチャ「ごついな~!!!」



ぐっさん。「タケダ君、マグナムとソニックはどっち派?」


タケダ師「マグナムです!」

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【サイクロンマグナム】

ぐっさん。「俺も! マチャさんは?」

マチャ「完全にソニック!」

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【ハリケーンソニック】


ぐっさん。「マチャさんっぽいな…」


マチャ「烈君が好きだったんだよ!」

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ぐっさん。「だいたいあのアニメは無茶苦茶なんですよ!」

マチャ「わかる~!まぁでも、子供の頃はあれに夢中だったよね」



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鈴が鳴ったような気がしてはいた…




しかし、この世代の会話を中断してまで竿を取りに行こうとする者がいるか…いや、いない!


今は竿より、昔懐かしいミニ四駆の話の方がよっぽど大事なのだ!



ねぇミスター!そうでしょう!?



あ・・・


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一応釣りたい欲求はアドバイザーにもあったらしい。(小さい個体だったらしく針掛かりせず。)




いやぁ昔はさぁ…ミニ四駆につかうアルミローラーが800円もしたし、モーターが早いやつは800円とか1000円とかしてさぁ… そんなの子供にとっては大金で買いたくても買えなくて、いつも葛藤していたよなぁ…

いいじまホビーに通ったなぁ…


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鈴の音が鳴った気がしてはいた。




明らかに私が打ち込んだ竿である事もわかっていた。




しかし、今はミニ四駆からストリートファイターの話に以降したばかり…ぐっさん。とタケダ師が「ブランカ」を気に入って使っていたという話に、ここぞとばかりに「俺は春麗だよ!」といいたいタイミングで鈴がなったもんで、その言葉を言うか、言わずして竿を取るかを悩みに悩んだ…



それはそれは悩んだ。



絶望的な空腹の中、おやつ代にもらった300円と、自分の持っていたお小遣いを足せば、欲しいミニ四駆のパーツが買えるが、それを買ってしまってはこの先何時間もこの空腹と戦わなくてはならず、夜ご飯までこの空腹に耐えれる気がまったくしないが、どうしてもパーツも欲しいといつまでも決めきれない小学五年生の春の休日くらい悩んだ…



きっとこの時間にすぐ竿をとり、アワセを決めサクッと釣り上げてから再びストリートファイターの話に戻せばよいのだが、きっとそのころには違う話題になっている!


私はストリートファイターの話にもまざりたい!


しかし、竿がしなっている!


えええい!竿が止まればいいんだ!



食うんじゃない!


どっか行け!



今、ぐっさん。とタケダ師が、「ダルシムがなれれば一番強いとおもう」とか、「よく聞こえない呪文のような技がありましたよね」とか、ぐっさん。がそのモノマネしたりして楽しそうだ!

しかし、私は気になって竿を見たり、会話に入ろうとしたりどっちつかづの状態で悶々としている。




ああああああああ!!!!




俺はどうしたらいいんだ!!!!





すると私に魔が差して、自分が釣り人であるという変な正義感と、デカい獲物を釣り上げたときの優越感なるものもなんとなく欲しくなり、ついに竿を取ったのだ。


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そして・・・



会心の一撃ばりに

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見事な空振りであった・・・






子供の頃を振り返って耐えることない懐かしい話はその後も繰り広げられていた。




これ以降、鈴が鳴ったのかならなかったのかは定かではないが、きっと風が強めに吹いたのだろうと皆そういっていた…





2018.11.07






ツリアメ-釣りの日はいつも雨-