【海底の怪生物を求めて…】







【海底の怪生物を求めて…】



マチャ「タケダ師・・・知っているか? 海にいる〇〇っているだろ? なにやら、ダイバーの話では、水死体を引き上げる時に、ほぼ確実といっていい程〇〇がびっしりと群がって死体をむさぼっているらしいぞ・・・ まぁ肉食だから、〇〇にかぎった事ではないのだろうけど、なんとなく不気味だよね…」


タケダ師「あれって美味いんですか?」

マチャ「俺は美味しいとは思わないけど、一般的には美味いっていうよね・・・」




私達二人はその海底にひそむ生物を釣りに行くかってノリになって、二人で北茨城の港まで足を運んだ。


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アオイソメを付けた竿を2本打ち込んでアタリを待った。




・・・車の中でまたないと耳がちぎれそうなほど寒いので、車で待つことにした。


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すると、しばらく時間が経った頃…





チャリ…






タケダ師「あ!アタリがきましたね!」



マチャ「あれだよ…」



タケダ師「え?」


マチャ「あれが、〇〇のアタリだ…   あの単発のアタリ…  あのアタリがあっても、すぐに合わせちゃダメだ… ゆっくり貪って食べるから、時間がかかる。 住処に持ちかえろうとするから、根掛かりの様になるけど、その住処から引きずり出すように釣るんだ…」



タケダ師「そうなんですね…」




そして、少し間をあけて竿を上げたが、なにも付いていなかった。






マチャ「不気味な奴だな・・・」





私達はその後も独特な短いアタリの後、竿先を眺めては竿を上げるも何も付いていない現象に戸惑いを隠せなかった。





マチャ「いったいどうなっているんだ・・・ 何が起きているっていうんだ・・・」





徐々に日が落ちてくると、空気は冷たくなり、アタリは薄暗くなっていく…




釣り人が一人・・・また一人といなくなり、気が付けばさっきまでたくさんいた釣り人も、我々の他数人…




マチャ「タケダ師・・・ 日が落ちる前には・・・帰ろうな。」


タケダ師「そうですね・・・」



マチャ「この夕間詰め時って・・・怖いよね?」


タケダ師「わかります・・・ 池で、ついつい夕マズメだからって夢中になってるとアタリが暗くなって…」


マチャ「そう… 気持ち悪い空気を感じない様にしても、やっぱりアタリが気になりだしたらダメだよな…」







チャリ…





マチャ・タケダ師「!!!」



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マチャ「これが・・・ラストだな・・・アイツだ・・・あいつに違いない・・・」




タケダ師「・・・アワセ・・・入れますか」




マチャ「・・・よし、やってみる・・・」





竿を煽った。




!!!!!!!!!!!!!!












きた!!!!






アイツだ!付いてる!!!!






絶対上げる!!!!!






タケダ師「まじですか!!!!」




マチャ「っしゃ!来たぞ!!!」










そして、釣りあがったモノを見て、私達は驚愕した・・・









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・・・ただのマハゼだった。














・・・吹き抜ける風と、タケダ師の視線が冷たかった気がした・・・








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またこの〇〇については・・・







いつか・・・









2019.01.08



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